札幌市(サッポロシ)について
北海道の中枢都市で、道庁所在地である札幌には、現在10の行政区があり、それぞれ地域の特性を生かした個性あるまちづくりを行っています。
札幌市役所
〒067-8674 北海道江別市高砂町6番地
Tel:011-382-4141(代表)
中央区
1972 年に政令指定都市へ移行したのに伴い、中央区が誕生しました。札幌市の中心部に位置し、企業や官庁が立ち並ぶオフィス街や緑いっぱいの公園、札幌駅から大通り、すすきのと続く繁華街など、多くの歴史的建造物を残しながら、札幌市の都市機能の中核として発展し続けています。
ホーム/札幌市中央区
北区
1972年、札幌市が政令指定都市に移行し、区制が施行されて「北区」が誕生しました。現在北区は、札幌10区の中で一番人口の多い地域となっています。広大なキャンパスの北海道大学やあいの里地区には北海道教育大学札幌校があり、そこに通う学生や研究者などとも、かかわりの深い地区となっています。北区では多くの開拓碑や建築物などを選定し、「北区歴史と文化の八十八選」として保存・活用しています。札幌で屯田兵によって開拓された最後の土地となり、新琴似屯田兵中隊本部が復元されて屯田兵に関する資料が保存・展示されています。
東区
1972年、札幌市が政令指定都市移行し、区制が施行されて「東区」が誕生しました。東区は農業が盛んで北区に次いで2番目に広い耕地面積をもち、区の北東部にはタマネギ栽培を中心とする畑が広がっています。また、工業も盛んで、1892 年に軍需用麻製品の製造を目的として北海道製麻会社(現 帝国繊維株式会社)が創立され、その後、大正・昭和にかけて多くの工場が建てられて工業地帯となりました。丘珠地区には鉄工団地と工業団地があり、JR函館本線の北側には卸売センターがあるなど、商業も盛んで、東区には農業・工業・商業の三拍子がそろっています。
白石(しろいし)区
1950 年に札幌郡白石村が札幌市と合併して、札幌市白石町・上白石町・厚別町となり、1972 年、札幌市が政令指定都市に移行したのに伴い、白石区が誕生、その後、人口増加などにより1989 年に白石区と厚別区に分区しました。 白石区の名前の由来は仙台藩の白石城にあります。そこから来た人々の熱心な働きぶりに感心した開拓使の岩村判官が、彼らのふるさとの名を取って「白石村」と命名し、以後この土地が「白石」と呼ばれるようになりました。区内には、東西に伸びる交通網が発達し、区の東部には流通センターが広がり、道内の物流拠点となっているほか、札幌市の集客交流や国際交流の拠点としての役割を担っています。
厚別(あつべつ)区
1989年、 白石区が分区し、厚別区が誕生しました。厚別地区は原生林や湿地帯、川の氾濫など多くの問題を抱え、人々がこの地域に定着し始めたのは、1902 年頃だと言われています。1924 年、上野幌地区に出納陽一が経営する宇納牧場(のちに宇都宮仙太郎が経営参加)が開設され、仙太郎が会長となった「北海道製酪販売組合」が、宇納牧場の製酪所を借り受けて民間初のバター製造を開始しました。厚別区は、JR新札幌駅、地下鉄新さっぽろ駅付近を中心とした商業業務地区と周辺の住宅地からなり、野幌森林公園を中心に、緑に恵まれ、ウサギ、タヌキ、キタキツネなどの哺乳動物や、アオサギ、クマゲラなどの鳥類や昆虫、トドマツ、エゾマツなどの樹木を始め草花など多くの動植物を目にすることができます。
豊平(とよひら)区
豊平・月寒・平岸は1902年に3村が合併して豊平村が誕生し、1908年に町制が施行され豊平町となりましたが、1961年に札幌市と合併し、47年の区制施行により、旧豊平町の地域は豊平区と南区になりました。南部に羊ケ丘や西岡などの緑豊かな丘陵地と山林があり、河川も多く、豊かな自然に恵まれています。また、区内に運動施設が多いことから、様々なスポーツイベントが行われています。
清田(きよた)区
1972年の札幌市政令指定都市への移行に伴い、豊平区が誕生しました。人口増加に伴い、1997 年に豊平区から分区し、清田区が誕生しました。「清田」という地名は、1944 年の字名改正により、「美しい清らかな水田地帯」という意味でつけられました。清田区一帯は火山の噴火によりできた月寒台地の一部で、土地の表面に火山灰の積もっている所があり、小高い丘として残っています。区域のおよそ3分の2が、緑豊かな丘陵地と山林に覆われ、雄大な自然の眺望と四季の移ろいを見せてくれます。
南区
1961年に豊平町が札幌市と合併、1972年の札幌市政令指定都市への移行に伴い、南区が誕生しました。区域には支笏洞爺国立公園が含まれ、札幌のシンボルの一つである藻岩山や豊平峡ダム、定山渓ダムがあるほか、パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)が開催される札幌芸術の森もあります。面積は全市域の約60%を占めています。
1876 年、お雇い外国人だったエドウィン・ダンが真駒内に牧牛場(後の真駒内種畜場)を開き、北海道における畜産業の発展に大きく貢献しました。1918 年には白石から定山渓まで 6 駅 29.9 ㎞の鉄道が開通し、「定鉄」と親しまれた定山渓鉄道は、札幌軟石や木材などの輸送や人々の生活の足として1969年までの約半世紀にわたり活躍しました。1946 年、真駒内種畜場が米軍に接収されて、第 11 空挺師団が基地「キャンプ・クロフォード」に駐留し、返還後は自衛隊の駐屯地となっています。
西区
1942年、町制施行により琴似村が琴似町、1951年には手稲村が手稲町となり、1955年には琴似町が札幌市と合併、さらに1967年に手稲町が札幌市と合併しました。1972年の札幌市政令指定都市への移行で西区が誕生しましたが、人口の増加により1989年、西区から手稲区が分区しました。 西区の南西部一帯は、手稲山を主峰として百松沢山、五天山、三角山などが連なり、区のほぼ中央部には琴似発寒川が流れています。区の北側、発寒北地区には鉄工団地、発寒地区には木工団地など、札幌市産業の拠点となっています。1925年、北海道農事試験場が札幌区北18条から八軒の琴似発寒川沿いに移転設置され、その跡地は現在農試公園として幅広く利用されています。
手稲(ていね)区
1967年、手稲町は札幌市と合併、1972年の札幌市政令指定都市への移行に伴い、西区が誕生しました。その後人口増加により、1989年に西区から手稲区が分区しました。手稲区のシンボル手稲山と、手稲山を源として軽川(がるがわ)、三樽別川(さんたるべつがわ)、中の川、星置川などの河川が流れ、魚や昆虫、水鳥が数多く生息しています。手稲山には四季折々の自然が楽しめるスポットがたくさんあります。
札幌市の歩み(歴史)
札幌市は何百万人を超える大都市です。かつてアイヌ民族とわずか何百人かの和人が住むだけだった札幌市はどのように発展したのでしょう。
明治以前
北海道にはかつて主にアイヌ民族がすんでいました。鎌倉時代には、蝦夷地は罪人の流刑地として利用され、やがてアイヌ民族と和人は物々交換などの交流が始まりました。石狩川流域はサケが豊富にとれるところとして知られ、17世紀後半には商い場が設定され、18世紀には場所請負制が適用されるようになりました。するとアイヌ民族は労働力として使われるなど苦しい生活を強いられるようになりました。1821年蝦夷地が松前藩に復領し、1855年、幕府が北方問題の緊迫化に対応するため函館奉行を置いて統括させ、その際石狩地方がその中心となりました。1858年には石狩の場所請負制が廃止、函館奉行の直支配になると強力な行政体制が敷かれました。
こうした中、札幌の農業開拓がはじまりました。1866年には現在の東区に直営農場を設置、幕府倒壊時には発寒・琴似・星置・篠路・札幌の村々があり、農業が営まれていました。こうした中、依然としてアイヌ民族は苦しい生活が続いていました。
石狩開拓・建府論もありましたが採用されたのは松浦武四郎による札幌建府論で、明治に入り具体化されました。
明治時代の札幌
1869年、開拓使が設置され、石狩辺に本府が置かれ、蝦夷地は北海道と改称され国郡も設置されました。札幌が本府建設地となり、開拓使庁舎や官邸、役所が建設され、市街地は碁盤の目状としました。多くの外国人技師たちを雇い入れ、先進国の農業工業の知識や経験、専門技術の導入や機械など近代的なものを受け入れ、開拓の革新を図りました。1875年、最初の屯田兵が札幌郊外の琴似兵村への入地で、屯田が開始されました。明治時代の半ばころから、北海道への移民が急激に増加し、開拓が著しく進展しました。また、1875年、東京の開拓使仮学校が札幌学校として札幌へ移転、翌年札幌農学校として開校しました。この時マサチューセッツ州立農科大学からウィリアム・クラーク氏を教頭として迎え、わずか8か月という短い在任期間ではありましたが、彼の残した「ボーイズ・ビー・アンビシャス」というキリスト教精神は脈々と受け継がれています。このころ、中央政府の殖産興業政策にならい、札幌でも生糸・みそ・醤油・ビールなどの官営工場が次々と建設され、交通網も整備されて行きました。
1882年、開拓使は廃止され北海道は札幌・函館・根室の3県に分離されました。3県制度は1886年に廃止され北海道庁が札幌に設置され根室・函館に支庁が置かれました。
1899 年、札幌は、函館・小樽とともに北海道区制が施行され、道庁による官治時代を脱して、自治時代に入ることとなりました。1902年に手稲・豊平・白石・札幌各村、1906年に琴似・藻岩・篠路各村に施行されました。市域の発展に伴い、1910年には豊
平・白石・札幌・藻岩の各町村の一部が札幌区に編入され、札幌は北海道庁その他諸官庁の所在地として、一大消費都市として発展し続けました。
日露戦争
1904・1905 年の日露戦争は、札幌の市民生活を大きく変化させました。農産物を中心とする海外輸出は急激に増加し、食生活では栄養価の高い食物も一部の人びとから広まりつつありました。また、札幌初のデパートが開業し、映画の常設館が開業したりするなど札幌は遊覧の街にもなりました。
大正時代の札幌
1918年、北海道開拓開始50年目の祝賀事業として「開道五十年記念北海道博覧会」が開催されました。博覧会に向けて、様々な分野での都市整備や取り組みが行われ、開催後は、来札者の指摘によって、都市整備の不備や区民の応対等に関して解消すべき新たな問題点や改善点が浮き彫りとなるなど、この博覧会を契機に、札幌市は飛躍的に発展したと思われます。1922年、北海道にも市制が施行され札幌市が誕生しました。札幌の他に函館、小樽、旭川、室蘭、釧路の5区で市制が施工され、札幌は函館に次いで道内では2番目でした。
昭和の札幌
1927年都市計画区域が札幌市だけでなく豊平、琴似、藻岩、白石、札幌の 1 町4村の一
部を含む地域に設定され、上下水道の整備、道路の整備、市電や市営バスなど交通体系の整備などさまざまな事業が順次行われました。スポーツも次第に盛んになり1929年に中島公園にプールが設置され、1931年には大倉シャンツェが竣工、1934年には円山に総合グラウンドが竣工しました。
そんな中1937年、日中戦争のぼっ発により、次回の開催が決定していた冬季オリンピックの返上など、札幌市民にも大きな影響を与えました。1945年の敗戦により札幌にも占領軍が進駐し、外地からの引き揚げや疎開者の復帰などは、出生の増加とともに、札幌市の人口を急増させ、住宅不足の状況となりました。
1948 年、警察制度、消防制度の改革によって自治体警察、自治体消防が発足し、札幌警察署および消防本部が設置されました。徐々に経済安定の兆しも現れ、食糧事情も好転し、市民生活も安定の方向に向かい、1966年第11回冬季オリンピック札幌開催が決定すると、札幌市の景観が一変したといわれ、1972年の第11回冬季オリンピック大会開催後は、さらに発展をとげ、国際的にも注目を浴びるようになりました。
1972年には川崎、福岡両市とともに政令指定都市へ移行し、中央・西・北・東・白石・豊平・南の 7区体制となりました。1976年の地下鉄東西線開通を皮切りに地下鉄の開通や国鉄およびJR、バイパス道路の整備、都心から郊外へ向かう放射状道路、都心を取り巻く環状道路を整備など交通網の整備にも力を入れるなど、大都市としての体制が整っていきました。
平成以降の札幌
札幌の人口増加は年々小さくなっていきましたが、住宅地はさらに広がりをみせ、1989年、西区と白石区を分区してそれぞれ手稲区と厚別区を設置し、1997年、豊平区を分区して清田区が設置され、10 区体制となりました。
札幌駅周辺の整備も進み、JRタワーの建設、デパートや電気製品の大型量販店など大ショッピングセンターの開業に加え、札幌駅北口方面の開発も進み、札幌の集客の中心が大通南 1 条から札幌駅周辺に変わりました。
そして現在、新幹線の札幌延伸に向けて札幌駅周辺は大規模な再開発事業が進められています。このように今後も札幌市は、北海道の中枢都市として時代の移り変わりとともに変化していくことでしょう。
札幌のおすすめ観光スポット
札幌市の最寄りの空港は新千歳空港。新千歳空港は北海道の空の玄関と言える空港です。新千歳空港―札幌間の移動には、鉄道やバスなどが利用できます。JR新千歳空港駅からは快速列車が15分間隔で運行されており、37分でJR札幌駅に到着。バスは高速道路を経由して、札幌都心まで約60分となっています。このほか、小樽、苫小牧などには道外各地からフェリーも運航されています。
円山公園
もとは明治初期に開拓使が設置した樹木の試験場でしたが、明治末から大正にかけて公園として整備されました。公園内にはエゾヤマザクラ、ソメイヨシノなど約120本の桜やスギ林、カツラの大木も見られ、リスや野草、野鳥など数多くの動物等も生息しています。
- 場所
- 〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3
円山公園パークセンター - 問合せ先
- 電話:011-621-0453
FAX:011-621-0515 - 営業時間
- 売店:9時~17時
- その他
- 休憩スペース、自動販売機、コインロッカーがあります。
北海道神宮
北海道神宮についてはこちらの記事で紹介しています。
中島公園
定山渓の渓谷を流れ下ってきた豊平川は、広大な扇状地をつくりました。中島公園は、扇状地の分流のひとつ、鴨々川の流れをもとに造られた公園です。1874年鴨々川に水門が設けられ、貯木場がつくられました。しだいに使われなくなり荒廃していた貯木場を、1887年から、中島遊園地として整備が始まり、園内に北海道物産陳列所が作られました。さまざまな博覧会が開かれ、北海道のモノと人と情報の集積地となっていきました。中島遊園地はその後、円山公園に移転しましたが、園内にNHKのラジオ放送局が開局するなど、今度はたくさんの新しい文化が誕生していきました。
- 場所
- 〒064-0931 札幌市中央区中島公園1
中島公園管理事務所 - 問合せ先
- TEL : 011-511-3924
FAX : 011-511-0437 - 管理事務所受付時間
- 9時から17時
- その他
- ユニバーサルトイレ あり。駐車場はありません。
園内名所
園内名所についてはこちらの記事で紹介しています。
上の記事では「北海道立真駒内公園 」「豊平峡ダム」についても紹介しています。
豊平館についてはこちらの記事で紹介しています。
モエレ沼公園
彫刻家イサム・ノグチが手がけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもと、自然とアートが融合した美しい景観を楽しむことが できる公園です。
- 場所
- 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
- 問合せ先
- Tel: 011-790-1231
- 休園日
- なし(各施設はそれぞれ休業日あり)
- 入場料
- 無料
ガラスのピラミッド
公園の文化活動の拠点となる施設で、館内にはレストランやギャラリー、ショップ、公園管理事務所が入っており、週末にはいろいろな催しが行われています。
- 場所
- 開館時間
- 4月29日~11月3日 9:00~18:00
- 11月4日~4月28日 9:00~17:00
- イサム・ノグチギャラリー 9:00~17:00
- 休館
- 4月29日~11月3日 第1月曜日休館
11月4日~4月28日 毎週月曜日休館
12月29日~1月3日は年末年始休館
※月曜日が休日の場合は翌日、またはそれ以降の休日以外の日に休館
札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)・北海道立アイヌ総合センター・アイヌ文化を発信する空間ミナバ(minapa)
こちらの記事で紹介しています。
大通公園・札幌市資料館・定山渓ダム(さっぽろ湖)・旭山記念公園・藻岩山
こちらの記事で紹介しています。
AOAO SAPPORO・サンピアザ水族館・札幌市豊平川さけ科学館
こちらの記事で紹介しています。
北大植物園
札幌駅から徒歩10分くらいの立地ですが、明治以前の古き札幌の姿が残されています。植物学の教育・研究を目的に設置された場所ですが、札幌市民や札幌に訪れた方に対しても、一般公開されいます。
- 場所
- 〒060-0003 北海道札幌市中央区北3条西8丁目
- 休園日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 開園時間
- 9:00~16:30(入園は16:00まで)
- 料金
- 高校生以上:420円
小中学生:300円
未就学児 無料 - 問合せ先
- 北海道大学植物園
- TEL : 011-221-0066
- FAX:011-221-0664
札幌時計台
こちらの記事で紹介しています。
北海道開拓の村
北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、開拓当時の生活を体感的に理解してもらい、後世に永く伝えることを目的に、移築復元・再現した野外博物館です。
- 場所
- 〒004-0006 札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
- 問合せ先
- TEL:011-898-2692
- FAX:011-898-2694
- 休村日
- 月曜日(祝日・振替休日の場合は、翌日)
- ※さっぽろ雪まつり期間の月曜日は開村しています。。
12/29〜1/3 - 開村時間
- 【5月〜9月】
9:00〜17:00(入場16:30まで) 無休
【10月〜4月】
9:00〜16:30(入場16:00まで) - 料金()は10名以上の団体料金
- 一般:800円(700円)
大学生・高校生:600円(500円)
中学生以下・65歳以上:無料 - ※障がい者手帳・障がい者手帳アプリをお持ちの方は無料
- ※高校生は、土曜日・こどもの日・文化の日・10名以上の学校団体の場合、無料です。
札幌オリンピックミュージアム
札幌オリンピックミュージアムは、ウィンタースポーツの普及と発展を目的に開設されました。館内は、オリンピックやパラリンピックの歴史などの資料が展示され、さらにオリンピック競技を体感できるアトラクションが6種類あり、シミュレーターにより、氷雪の世界独特のスピード等を体感することができます。
- 場所
- 札幌市中央区宮の森1274番地(大倉山ジャンプ競技場内)
- 問合せ先
- TEL. 011-641-8585(総合案内)
FAX. 011-641-8586 - 営業時間
- 5月1日~10月31日/9:00〜18:00
11月1日~翌4月30日/9:30〜17:00
入館は営業終了の30分前まで
※月に1回程度メンテナンスにより休館となる場合があります。 - 入場料()は15人以上の団体料金
- 大人600円(540円)/中学生以下 無料/65歳以上450円
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料です
※年齢がわかるものまたは手帳を提示してください。 - アクセス
- 【公共交通機関】
- 地下鉄からバスに乗り換えとなります。
- 地下鉄東西線「円山公園」駅で下車、2番出口より円山バスターミナルへ向かい、路線バス「大倉山線くらまる号」で約15分。「大倉山ジャンプ競技場」で下車
- 【駐車場】
無料駐車場あり(大型車15台・普通車113台)
北海道立近代美術館
「地域に開かれ、地域の美術文化を拓く」ことを基本理念に、誰もが心ゆたかにアートに触れられる憩いと学びの場となっています。
- 場所
- 〒060-0001 札幌市中央区北1条西17丁目
- 問合せ先
- 011-644-6881
- 開館時間
- 9:30 – 17:00(入場は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(月曜日が祝日または振替休日のときは開館、翌火曜日は休館)
- 年末年始(12月29日~1月3日)
- 展示替期間等
- 観覧料(近代美術館コレクションのみ)()は10名以上の団体料金
- 一般 510(420)円/高大生 250(170)円
- アクセス
- 【公共交通機関】
- ・地下鉄東西線「西18丁目駅」下車、徒歩約5分
- ・JRバス、中央バス小樽方面行「道立近代美術館」下車
- 【駐車場】
一般の駐車場無し
知事公館
道立近代美術館の隣に位置し、構内には1000年以上前の竪穴住居跡の史跡が残り、自然豊かな庭園などは、散策スポットとなっています。また、館内も無料で一般公開されています。
- 場所
- 札幌市中央区北1条西16丁目
- 問合せ先
- 011-611-4221
- 営業時間
- 公館:9時~17時
※公務等の都合により見学できない場合あり。
庭園:8時45分〜17時30分(時期により異なります) - 定休日
- 公館:土曜・日曜・祝日・年末年始
庭園:12月1日〜4月28日
その他のおすすめスポット
酪農と乳の歴史館、サッポロさとらんど、札幌芸術の森、札幌彫刻美術館・本郷新記念館、北海道立三岸好太郎美術館、滝野すずらん丘陵公園、創成川公園、渡辺淳一文学館、北海道立文学館、さっぽろテレビ 塔、北海道庁旧本庁舎(赤れんが)、羊ヶ丘展望台 など
札幌市の主なイベント
-
さっぽろホワイトイルミネーション
-
ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo
他
札幌市に移住したい
札幌市は大都市でありながら自然環境にも恵まれているところが最大の魅力でしょう。そんな札幌に住んでみたいと思う人は多いのではないでしょうか。ずっと大都会に住んでいた方には北海道での暮らしはちょっと勇気がいるような気がしますが、札幌であればそれほど不便は感じないかもしれません。
【相談窓口】
移住に関する相談窓口はこちらです。
札幌市まちづくり政策局政策企画部企画課 「移住」担当
TEL:011-211-2281
FAX:011-218-5109
EMAIL:iju@city.sapporo.jp
札幌で住まいを探そう
札幌市には賃貸住宅がたくさんあります。ただ、物件の購入を考えているなら、ちょっと足を延ばして周辺市町村も視野に入れることをお勧めします。同じ価格でずっと条件のよい物件が見つかるはずです。逆に賃貸住宅は札幌市内の方が見つかりやすいかもしれません。
札幌で仕事を探そう
江別市は札幌の通勤圏内のため、仕事は札幌住まいは江別という方も少なくありません。住む場所によっては札幌で仕事を探しても良いでしょう。
札幌UIターン就職センター
北海道のなかでは比較的探しやすいでしょう。各種就職情報サイトをみてもわかるかと思いますが、求人の多くは札幌となっているため、通常の求人情報誌やサイトでも探すことは可能だと思います。
東京圏にお住まいの方は、「札幌UIターン就職センター」が利用できます。
札幌市のふるさと納税
札幌市はふるさと納税に関する業務を外部委託しいます。
【ふるさと納税(ワンストップ特例申請含む)に関するお問い合わせ先】
札幌市専用ふるさと納税コールセンター
10時00分~17時00分(年中無休)
050-3146-8256
【札幌市公式サイトのふるさと納税関連ページ】
札幌市へのふるさと納税(寄付をするには)
札幌市にふるさと納税をインターネットからする場合
ポータルサイト「ふるさとチョイス」、「楽天ふるさと納税」、「ANAふるさと納税」「JTBのふるさと納税サイト ふるぽ」の札幌市のページで、申込フォームに必要情報を入力してください。各サイトで支払方法が異なります。
【支払方法】
クレジットカード払い・Amazon Pay・PayPay・d払い・au PAY・楽天ペイ・メルペイ・あと払い(ペイディ)・PayPal・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い・ネットバンク支払い・コンビニ支払い・ペイジー支払い・郵便振替(郵便振替用紙は、ふるさとチョイス(トラストバンク)より発送。10万円を超える現金でのお支払いはご本人様確認が必要となります。)・銀行振込(GMOあおぞらネット銀行)
【支払方法】
クレジットカード(VISA、Master、JCB、Diners、Amex)、銀行振込、Apple Payがご利用いただけます。
【支払方法】
クレジットカード決済による寄付のみ
【支払方法】
寄附手続き及びポイント交換はふるぽの姉妹サイト「ふるさとチョイス」からとなっています。
納付書で寄付する場合
【連絡先】
札幌市総務局秘書部秘書課
〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎10階
電話番号:011-211-2022
ファクス番号:011-218-5175
- 寄付の申し込みをします。
- 札幌市の公式サイトで、必要事項を直接入力し寄付の申し込みをします。
- 札幌市の公式サイトで、寄付申出書をダウンロードし(wrod)必要事項を記入し、秘書課に提出(直接持参もしくは郵送、FAX、E-Mailで)することで、寄付申し出が完了します。
- 秘書課に連絡(電話、FAX、E-Mailで)し、寄付申出書を郵送してもらい、必要事項を記入し、秘書課に提出することで、寄付申し出が完了します。
- 寄付の申し出をしたら、指定の納付書が郵送されますので、金融機関で振込みます(振込手数料はかかりません)。
※あらかじめお電話の上、直接持参することも可能です。
ふるさと納税に対する返礼品について(札幌市民は対象となりません)
次のいずれかの方法により、お申し込みいただけます。
- ポータルサイト「ふるさとチョイス」、「楽天ふるさと納税」、「ANAふるさと納税」「JTBのふるさと納税サイト ふるぽ」の札幌市のページで、お好きな返礼品を選んで申し込みしてください。
- 札幌市公式サイトから直接申し込んだ場合、後日、札幌市から送られてくる「返礼品申込書」から選択します。(札幌市公式サイトからは、返礼品の申し込みはできません。)
※ふるさとチョイスのみ、「お礼の品なし」の寄付が可能です。
※ふるさと納税は、札幌市民の方でも実施できますが、総務省からの通知により、平成29年度から札幌市民への返礼品贈呈はしていません。
おすすめ返礼品
さっぽろの特産品と言えばこれ。かつては「幻の玉ねぎ」と言われ、今も貴重な玉ねぎです。一般的な玉ねぎに比べて糖度が高く、肉質は柔らかい事から、煮込みや揚げ物などの料理にするとおいしいタマネギです。
【ふるさと納税】農場指定 ヴェール農場 札幌伝統野菜札幌黄たまねぎ10kg 札幌黄たまねぎ Lサイズ以上 たまねぎ 玉ねぎ 玉葱 タマネギ 野菜 JGAP認証農場 札幌市 ふるさと納税 北海道 札幌
札幌市の特産品
札幌には北海道各地から特産品が集まるため北海道各地の特産品が、札幌の特産品として紹介されることが多いように思います。でも、札幌産の農作物でブランド化されているものもあります。
さっぽろ黄
現在の東区南西部はかつて「札幌村」と呼ばれていました。札幌村では、多くの外来作物の試作が行われ、その中で定着した作物の一つが、玉葱でした。「札幌黄」の原種は、アメリカ産の「イエロー・グローブ・ダンバース」という品種といわれています。当時は、味も形も悪く、保存も利かない品質の玉葱でしたが、生産者の熱心な研究と改良により品質の良い「札幌黄」が作られるようになりました。大々的に宣伝もされるようになり、その品質も認められ、全国へ出荷されるようになった「札幌黄」ですが、いつしか「幻の玉葱」と呼ばれるようになりました。それは、形や大きさが不揃いであることと病気に弱く栽培が難しいことから、徐々に生産農家が減り、店頭で見かける機会がほとんどなくなってしまったからです。一時期は10戸程度にまで減少しましたが、「札幌」という冠のつく、歴史ある玉葱を復活させたいという想いから、再び札幌黄の栽培に乗り出す生産者が徐々に増えていきました。「幻」ではなくりましたが、栽培の難しさは相変わらずで、他の玉葱に比べると消費者が手に取る機会は多くありません。
平成19年、札幌黄は食の世界遺産といわれる「味の箱舟」に登録されました。
大浜みやこ
札幌市の北西部に位置する手稲山口地区。砂地が多いこの地区は、農業不毛の地といわれていました。このような環境の中、人々は砂地に適した作物を模索しました。そこで始まったのがスイカの栽培です。しかし、この地の主力作物として順調に進むと思われたスイカ栽培ですが、天候によってその味と質が大きく左右されるため、幾度となく襲う冷害と大雨に大きな打撃を受けたのです。そこで、今度はスイカに代わる主力作物を模索することになりました。「スイカ栽培で培った技術を活かし、なおかつ冷害に強い作物」として、誕生したのがミヤコカボチャの「大浜みやこ」です。水はけがよく、一日の寒暖の差が大きいという砂地の特性が、粉質と糖度を優れたものにしたのです。大浜みやこのほくほく感と甘みのある美味しさは、まさに「砂地のめぐみ」といえるでしょう。昭和57年からは“共選”による市場への共同出荷が始まり、検査員が厳格な基準により検査をして合格したものだけを市場に送り出す制度を確立。質のよいカボチャのみが「大浜みやこ」として出荷されるようになりました。しかし、他産地同様、後継者が減り、現在は、9戸の生産者で作付けを行うのみとなり、その面積は下降線をたどっています。ここまで育った「砂地の恵み」をいかに継承していくかが、手稲山口地区の課題となっています。
果樹
果樹栽培は、南区藤野・白川・小金湯・定山渓までの豊平川沿いに集中し、サクランボとリンゴで、果樹の栽培面積のうち約50%を占めています。主に、もぎとり農園や直売など観光農業として、イチゴ、モモ、ウメ、ブドウ、プラム、プルーンなど多品目の果樹栽培が行われています。
果物の季節、札幌南区方面を車で走っていると、サクランボ狩り等の看板が目に留まります。
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