大樹町
大樹町はロケットの街として知られ、日本国内の民間単独開発ロケットとしては初めて宇宙空間に到達しました。今、個人的に気になる町でもあります。気候は海沿いのわりに寒暖差が大きく、冬にはダイヤモンドダストが見られることもあります。基幹産業は農業を中心に漁業、林業となっています。
大樹町役場
〒089-2195 北海道広尾郡大樹町東本通33
☎:01558-6-2111(代表) 📠:01558-6-2495 ✉:mailmaster@town.taiki.hokkaido.jp
大樹町ホームページ
大樹町とロケット
大樹町は、1980年代に「航空宇宙産業基地」の候補地とされて以来、官民一体となって「宇宙のまちづくり」を進めています。1988年大樹スペース研究会が設立され、1992年初めて宇宙関連実験が実施されました。これはヘリコプターからグライディングパラシュートを搭載したベイロード部をあらかじめ設定したターゲットに誘導する実験でした。それから様々な実験が行われ施設も整備されてきました。そして2019年5月幾多の実験と失敗を乗り越えて、大樹から初の宇宙へロケットの打ち上げに成功し、さらにロマンを広げ続けています。
大樹町多目的航空公園
1995年にオープンした場外離着陸場を含み、航空宇宙関係の実験場となっています。札幌ドーム9個分にもなる敷地と、長さ1,000mの滑走路、巨大な格納庫などがあり、将来的には、滑走路を「4,000m」に拡張し、あらゆる宇宙機・航空機の離着陸場、実験場とする「北海道スペースポート計画」を提案しています。
大樹町宇宙交流センター SORA(展示施設)
所在地:大樹町字美成169番地(大樹町多目的航空公園内)
- 開館期間
- 4月下旬~11月上旬 期間内無休
- 開館時間
- 午前10時 から午後4時
- 入館料
- 無料
平成26年5月に展示施設としてオープンしました。無人の施設で、開館期間中であれば自由に見学できますが、事前に企画商工課航空宇宙推進室まで連絡すると説明が受けられるようです。今までのロケットの歴史が見れたり、実際に大樹で打ち上げたロケット、気球などが展示されています。 宇宙服を着ての写真も撮れます。
【問い合わせ先】
大樹町役場企画商工課航空宇宙推進室
住所:北海道広尾郡大樹町東本通33
電話:01558-6-2113(直通)
FAX:01558-6-2495
メール:uchu@town.taiki.hokkaido.jp
大樹町の見どころ
大樹町は宇宙関連施設も魅力的ですが、他にもみどころはたくさんあります。ここでは大樹町のおすすめスポットをご紹介します。
大樹町の最寄りの空港はとかち帯広空港です。空港から大樹町へはバス(路線バスで乗り換えあり)で約130分、車で40分くらいです。また、大樹町にJR駅はありませんので最寄りの駅は帯広駅で、大樹町までバスで約2時間半くらいです。ロケットの打ち上げに合わせたツアーはありますが、大樹町が組み込まれたツアーはあまり見かけませんので、大樹町観光はレンタカーをお勧めします。
歴舟川
日高高山脈に源をもち、環境省の水質調査により「日本一きれいな川」と評価したことにより始まった「清流祭り」がこの場所で毎年8月に開催されています。また、毎年4月下旬から5月初旬までのあいだ、歴舟川を横断する国道236号線にちなみ、236匹の鯉のぼりを川幅いっぱいに泳がせる「歴舟川清流鯉のぼり」も開催されています。昔から砂金掘りが行われていることから『宝の川』とも称されます。
萠和山(もいわやま)展望台
日高山脈と、そのすそ野に広がる光地園牧場などの小高い山並みを一望することができるビューポイントとなっています。展望台までは車で行くことができます。周囲は森林公園となっていて遊歩道があり、桜の名所としても知られています。
柏林公園
大樹町の市街地にある公園で、園内にある樹齢100年を越える柏の木は、大樹町のシンボルとなっています。9月には「柏林公園まつり」が開催されています。
坂下仙境
歴舟川の上流にある渓谷の辺りを「坂下仙境」と言います。紅葉の美しい秘境としても有名で、道路は砂利道となっています。
十勝ホロカヤントー竪穴群
所在地:広尾郡大樹町字晩成2
周囲5㎞の海岸湖、ホロカヤントーの湖岸南北2kmにわたって見られる十勝ホロカヤントー竪穴群遺跡は、北海道の史跡に指定されています。一辺の長さが5m前後で長方形に近く、深さが50cmから1mあり、床面が外見よりやや狭く、壁面が30度前後をなしています。主に擦文式土器が見つかっており、その他にオホーツク式土器も出土しました。また、石器よりも金属器の方が多く出土しているのも特徴の一つで、おそらく擦文文化期には、すでに石器の使用が廃れて金属器や木器などが多く使われていたものとみられています。
ここには施設があるわけでもなく、説明看板と復元住居があるだけです。景色ととけ込んでいて見落としがちですが、この辺りのくぼみを見ると、タイムスリップした感覚になるのは不思議です。
晩成社の跡
住所 :〒089-1881 広尾郡大樹町生花
連絡先:大樹町役場商工観光課商工観光係 TEL 01558-6-2114
「十勝開拓の祖」と呼ばれる依田勉三が住んでいた住居の復元や、井戸跡、サイロ跡、ムロ跡、もみじひら歌碑、祭牛之霊碑などがあります。
移住定住支援情報など
大樹町は宇宙に興味のある方など魅力に思う方は多いのではないでしょうか。宇宙開発に力を入れながらも、自然がたくさんある大樹町は私にとっても魅力的です。ただ、実際に住むことを考えたとき、いろいろな疑問がわいてくるでしょう。大樹町のお仕事情報を見ても、実は宇宙関連の募集はあまりなく、基幹産業である酪農関連の仕事が多くなっています。ここで移住に関する情報を紹介します。
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お試し暮らし住宅体験について
- 家具や電化製品などが備えられた住宅で、大樹町での生活を実際に体験することができます。7日間から最長3か月まで利用が可能で、目的に合わせた大樹町でのライフスタイルを試してみてはいかがでしょう。
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大樹町婚活支援
- 晩婚化、未婚化等に対する取組として、結婚の推進を図るために行われる事業に対する補助制度です。
- 次の条件をすべて満たす事業が対象となります。
1.18歳以上の独身の男女を対象として公募するもので、10人以上の参加を見込むもの
2.参加予定者の半数以上が大樹町に住民登録があるもの又は大樹町内の事業所に勤務するもの
3.営利を目的としないもの
4.交流イベント等の会場を、大樹町内において実施するもの
5.補助金を申請する年度の末日までに事業を完了するもの
6.公序良俗に反する又は社会通念上適当でないと認められる内容が含まれないもの - 補助については他にも要件がありますので詳細は公式サイトにてご確認ください。
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大樹町空き家情報(物件)
- 大樹町ホームページでは大樹町空き家情報の物件一覧が紹介されています。
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大樹町ワーキングステイ促進事業
- 減少する若年層の移住促進や様々な専門的スキルを活かしたまちづくりの推進を図ることを目的として平成28年9月1日より「大樹町ワーキングステイ促進事業」を開始しました。
- ◆募集対象者
(1)「まちづくり」や「田舎暮らし」に興味があり、デザインやWEB等の知識がある方
(2)ICTを活用し、都市部の仕事をテレワークで受注する企業や個人事業主
(3)自分の専門スキルを活かし、まちづくりへの貢献が可能な方
(4)都市部から住居を移し起業しようとする方(二地域居住を希望する方も可)
(5)移住を目的として、町内の事業所等で職業体験をする方(就労に伴う利用は除く) - 上記のような方がお試し住宅を利用して、滞在期間中、SNSやブログを活用した体験記事や大樹町に関する情報発信について、積極的に行うことを条件としています。その他詳しくはサイトでご確認ください。
仕事
大樹町のふるさと納税について
【問合せ先】
大樹町役場 企画商工課 商工観光係
〒089-2195 広尾郡大樹町東本通33番地 大樹町役場企画商工課商工観光係
E-mail : shoko_kanko-kakari@town.taiki.hokkaido.jp
TEL:01558-6-2114 FAX:01558-6-2495
※迷惑メール対策のため、@(アットマーク)を全角で表示しています。
大樹町のふるさと納税情報のURL
大樹町では、ふるさと納税ほか寄付金は、寄附目的にそった基金管理を行い、今後のまちづくりに活用されます。使い道については以下のとおりです。
- 魅力あるまちづくりの推進に関する事業
- 公共施設の整備に関する事業
- 航空宇宙産業基地の誘致促進に関する事業
- 農林水産業の振興に関する事業
- 地域福祉の増進に関する事業
- 晩成温泉施設の整備に関する事業
- 町におまかせ
- クラウドファンディング 分
大樹町へのふるさと納税の申し込み方法
「FAXまたは郵送でのお申し込み」
「寄附申込書」に必要事項を記入し、FAXまたは郵送でお申込ください。「寄附申込書」については、公式サイトでダウンロードできます。ネット環境のない方は【問合せ先】でご確認ください。申し込み後1〜2週間程度で払込取扱票が到着しますので、お近くの郵便局でご入金ください。
「インターネットからのお申し込み」
「ふるさとチョイス」からのお申込みとなります。
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