北海道がメインの映画という事と、中島みゆきさんの「糸」が主題歌ということで行ってきました。
中島みゆき
中島みゆきさんは札幌市に生まれ、5歳の時に岩内に引っ越し、11歳までを岩内、その後、帯広に移り、一時期山形市に住んでいた時期もありますが、再度高校受験のため帯広に戻り、札幌の藤女子大学文学部国文学科を卒業しています。中島みゆきさんの曲には北海道の空気が感じられるものが多くあります。今回の「糸」は詞に北海道は出てきませんが、原案・企画プロデュースの平野隆さんが北海道でこの曲が生まれたとイメージしたからと語っているように、中島みゆきさんから北海道の空気を感じられる方が今も多くいるのではないでしょうか。
「糸」は35枚目の両A面シングルで、1998年2月4日に発売されました。その後アルバム『EAST ASIA』にも収録されました。
映画では他に「時代」と「ファイト」も使われていました。
私が「時代」を聞いたのはまだレコードだったころ、LPアルバムで聞いたのを思い出します。
このLPレコードも購入しました。今はもうありません。このアルバムに「ファイト」が収録されています。
この映画、中島みゆきさんの曲から、過去の自分の思い出も重なり、ダブルで楽しむことができました。
映画に登場する北海道
函館空港
二人の原点は富良野だから通常は旭川空港かと思いますが、なぜか函館。函館は陸なら新幹線・海ならフェリー・空なら函館空港とすべての交通機関がありますから、北海道と本州を結ぶにはここが最適なのかもしれません。
函館フェリーターミナル
北海道と青森を結ぶフェリーが行き来します。現在は津軽海峡フェリーと青函フェリーが運航しています。青函トンネルが開通する前はここから連絡船に乗っていたのを思い出します。
入船漁港
函館で最も古い、歴史ある漁港です。函館のイカ釣り漁船は多くがここからここから朝一番に出航します。
函館の港周辺についてはこちらの記事で紹介しています
函館についてはこちらの記事で紹介しています
日の出公園
上富良野のイベントでよく使われています。「糸」でも花火大会のシーンはここで撮影されたようです。
吉井農場
映画では美瑛の丘となっていますが、富良野の吉井農場が使われているようです。
かなやま湖ログホテルラーチ
カラマツ林に囲まれた丘の上に位置し、木の温もり溢れるログハウススタイルのリゾートホテル。ここのコテージが映画で使われているようです。二人が引き裂かれるシーンは印象的です。
公式サイトはこちらです。
チーズ工房「NEEDS」
映画とのコラボ商品もあるようです。映画では、屋号である「チーズ工房NEEDS」がそのまま使用されています。
富良野や美瑛についてはこちらの記事でも紹介しています
札幌ファクトリー
映画を見たのは「ユナイテッド・シネマ札幌」。札幌ファクトリーの中にあります。札幌ファクトリーは観光でも紹介したい場所です。特に写真の建物
近代化産業遺産に指定されており、「北海道の煉瓦イメージを決定づける、実に立派な施設です。これだけ大規模な建物を区画のしっかりした敷地内にきっちり納めていることが、北海道の大地は近代にはいるまで自然のただ中にあったことを今に伝えています。
建物は当初麦酒工場として使用された後、資料館と複合商業施設に転用され、新たな観光需要を生み出しています。産業遺産のリノベーション例にたびたび採りあげられており、うまく利用されている好例と言えます。」と紹介されています。
最後に
映画については、感想やあらすじなど紹介するのは苦手なので、省略します。ただ、「北海道に住みながら世界とつながっていける」という希望の持てるメッセージが私には伝わってきました。
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