オシンコシンの滝について
途中から流れが2つに分かれていて、別名「双美の滝」とも呼ばれ「日本の滝100選」にも選ばれています。知床八景のひとつに数えられ、知床最大の滝ということもあり、多くの観光客が訪れます。標高は70メートルで、落差は50メートルとなっています。オシンコシンとはアイヌ語で、「エゾマツが群生するところ」という意味の「オ・シュンク・ウシ」から転じたとされています。滝の上にある展望台からはオホーツク海や知床連山を遠望することができ、特に流氷の季節には見渡す限りの白い海原がみられます。
滝の中ほどの高さまで階段で上がることができ、写真は春先で、まだそれほどではありませんが、もう少し暖かくなると雪解け水が流れ込み、迫力ある写真になったとおもいます。
オシンコシンの滝基本情報
- 住所
- 〒099-4354 北海道斜里郡斜里町ウトロ西(Google マップ)
- 電話
- 知床斜里町観光協会 0152-22-2125
- 利用期間
- 通年
- 駐車場
- 有り(無料)
- トイレ
- あり。車いすにも対応。
駐車場から見た夕暮れのオホーツク海です。夕日も雲がなければもっと綺麗だったのでしょうが、お日様が雲に隠れて真っ赤に染まることはありませんでした。流氷の季節には、見渡す限りの白い海原が目を見張ります。
いずれの写真も中途半端で申し訳ありません。
オシンコシンの滝へのアクセス
オシンコシンの滝の最寄りの空港は女満別空港と中標津空港です。女満別空港の方がほんの少し近いと思いますが、飛行機を利用するなら到着地は両方調べてみた方が良いでしょう。
JRだと最寄りの駅は「斜里駅」となります。オシンコシンの滝周辺を通る電車はありません。斜里駅から路線バスを利用することになります。「斜里バスターミナル」から、ウトロ方面行きのバス「知床線」に乗り「オシンコシンの滝」でバスを降ります。
時刻表はこちらで確かめてください。
公共交通機関を使っていくことも可能ですが、どれも本数が少なく、時間的にも効率がよいとは言えません。
レンタカーなら、女満別空港から約80km・中標津空港から約83kmで、約1時間半程度で到着します。
定期観光バスもあります。定期観光バスについてはこちらの記事で紹介しています。
じゃらんでパックを申し込むときは「到着空港」は女満別空港と中標津空港どちらも調べてみる事をお勧めします。
目的地は「網走・北見・知床」で、さらに絞り込む場合は「斜里・羅臼」を選びます。
日本旅行のJR+宿泊プランでは目的地は「網走・知床・佐呂間」地区は「斜里」か「ウトロ」となります。
観光売店「オシンコシン舘」
菓子類・飲料・ソフトクリームのほか、雑貨・民芸品なども売っています。旅の記念やお土産も選べます。
- 住所
- 〒099-4354 北海道斜里町ウトロ西
- 冬期間連絡先
- TEL 0157-23-6225 / FAX 0157-23-2693
- 休業日
- 水曜日
- 11月初旬~翌年4月中旬(冬季休業)
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世界自然遺産にも登録された知床半島は他にもみどころがたくさんあります。知床五湖やカムイワッカの滝など、北海道でも指折りのおすすめのエリアです。知床についてはこちらの記事をご覧ください。
知床横断道路
オホーツクの海を背にのびるこの道は世界遺産の中を抜ける峠道。この道は昭和38年から18年の歳月をかけて開通しました。途中の知床峠からの景色は行くたびに違う印象を与えてくれます。峠の天気は変わりやすいこともあり、その天気が印象を日々変えているのだと思います。これぞ手つかずの自然なのだと、感動することでしょう。(例年11月上旬から4月下旬まで冬期全面通行止めとなります)
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