北海道では七夕は8月に行われます。全国的には7月だって、北海道に住んでいてもわかっています。でも、北海道独自の習慣だと知って衝撃を受けたことも多々あります。そんな北海道独自の習慣を紹介します。
北海道のお赤飯は甘い
北海道のお赤飯は甘納豆を使います。食紅でもち米を焚き、赤い色を出します。食紅はほんの少しで(あまり赤いと食欲がなくなります)。甘納豆はいろいろな種類がありますが、好みで使います。ご飯に入れる前にサッと洗い流します(まぶしてある砂糖を落とす)。ご飯が炊けた後で(蒸らしの時に)甘納豆を投入し、かき混ぜます。食べる時にはごま塩を振って食べます。
フレンチドッグとアメリカンドッグは一緒じゃなかったの?
「アメリカンドッグにはケチャップとマスタード、フレンチドックにはグラニュー糖」と一般的には言われているようですが、私は同じものと考えています。私が(道東出身)初めてこれ(フレンチドッグもしくはアメリカンドッグ)にお祭りの屋台でお目にかかった時は、中身はソーセージでしたが、ケチャップにするか砂糖にするか迷った(マスタードは嫌いだったので)覚えがあります。道央に引っ越してケチャップが当然のようについてくるようになり、一般的にはケチャップとマスタードだということを知りました。
豆まき
北海道の豆まきは落花生。「北海道は大豆の産地なのに大豆で豆まきしないって不思議だね」と、千葉県の人に言われたことがあります。北海道の私は「千葉県は落花生の産地なのに大豆で豆まきするんだ~」と不思議に思った記憶があります。
結婚式
北海道の結婚式は会費制が主流です。まず招待状が届きます。そこには会費〇〇円と記載されています。ホテルで催される祝賀会のような感じですから、当日式場に行ったときに祝儀袋は不要です。会費を受付で支払い結婚式に参列してください。
葬儀の香典には領収書
北海道で葬儀に出席すると受付で香典を確認し領収書が発行されます。道外から参列した方が驚いていました。
北海道の大晦日(お節と口取り)
北海道ではおせち料理は大晦日に食べます。もちろん年越しそばも食べますが、おせちの方が先に食べるのが一般的ではないでしょうか。お正月と言えば北海道では、お正月を彩る「口取り」というものがあります。これも独特のものらしいです。タイやエビなどの形をした和菓子で、仏壇などにお供えして、年が明けてから食べるのが習いとなっています。
北海道以外では「おせち料理は元旦に食べる」と聞いた私はとっさに思いました。そういえば北海道の口取りっておせちを和菓子にした感じだな?エビとか魚、それを取り巻く飾りつけ。北海道ではお節料理を大みそかに食べて、おせちを食べる代わりに元旦には口取りを食べるのかな・・・? あくまでも私の想像です。
北海道の七夕
北海道の七夕は7月7日のところもありますが、多くの地域で8月7日に行われます。「ろうそくもらい」という子供たちが各家庭を回ってお菓子をもらう伝統行事があるようですが、住む場所により歌も違えば習慣になっていないところもあります。ちなみに私が住んでいたところではやっていなかったので詳しくありません。
北海道の百人一首
北海道の百人一首は木でできた札を並べて下の句だけ読みあげてとります。「下の句かるた」とWikipediaでは説明されています。対戦方法は3人となっていますが、1対1での対戦もしていました。
最後に一言
ここに掲載されているものは、ずーっと北海道に住んでいて、当然のことのように過ごしてきていた私が、道外の方と接する機会が多くなり、北海道の風習と知ることとなったものです。また何か思いついたら更新することにします。
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