もともと北海道にはアイヌ民族が暮らしていました。そこへ本州からやってきた人々との交易が始まり、本州からやってきた人たちの事を、アイヌ民族と区別するため自称「和人」と呼ぶようになりました。主に蝦夷と呼ばれるアイヌが居住する蝦夷地に対して、もっぱら和人が居住する渡島半島南部の一帯を和人地もしくは松前地(まつまえち)ともいいました。このように北海道で最初に和人が渡ってきた場所が渡島地方です。もともとこの辺りは渡島国と言い、その名前の由来は北海道の入り口を指しているのだとか。つまり、渡島地方は北海道で最初に日本の歴史が刻まれた地域ということになるでしょう。
渡島地方の市町村
管内の市町数は、2市(函館市・北斗市)9町(松前町・福島町・知内町・木古内町・七飯町・鹿部町・森町・八雲町・長万部町)となっています。管内の人口の8割以上が北斗市、七飯町を含んだ函館圏に、中でも函館市の人口は、管内人口の3分の2近くを占めています。
渡島地方で住まいを探そう
渡島地方で住まいに関する情報を公式サイトで紹介している市町村を紹介します。
【函館市】[住宅情報]住むところを見つける
民間の不動産業者が管理する住宅等の検索システムや「公営住宅等について」の情報をリンク形式で紹介しています。他にも各種支援制度や民間企業の商品および制度紹介もあります。
【北斗市】移住・定住
空き家バンクのバナーをクリックすると、物件情報が出てきます。また、空き家バンクの仲介業者へのリンクもあり、不動産情報もそこのサイトで確認することもできます。空き家バンクのページでは空き家バンクを利用した際の手続き関連も説明されていますので、利用するときはよく読んでください。また、これから利用しようとしている方にも、参考になると思います。
【松前町】住まい
「ちょっと暮らし」「空き家バンク」「移住生活体験住宅」のメニューがあります。
【福島町】住まい
町営住宅へのリンクや空き家のページへのリンクとなっています。
【知内町】 移住・定住
町内民間アパートのご紹介、知内町移住促進モデル住宅、知内町お試し暮らし住宅についてリンク形式で紹介しています。
【木古内町】 住宅・土地
「住宅」「土地」「木古内町空き家バンクについて」それぞれバナーがあります。「住宅」のページは公営と民営があり、民営ページには写真が掲載されています。詳しい情報はお問合せ先に連絡しなければわかりません。公営住宅についてはPDFで確認が可能です。「土地」についてはリストのみ、「木古内町空き家バンクについて」は写真と所在地・構造・築年・賃貸か売却か・面積がリストに載っています。
【七飯町】 ななえ空き家・空き地バンク
住まいに関する情報は「ななえ空き家・空き地バンク」のみでした。
【鹿部町】 鹿部町空き家バンクについて
住まいに関する情報は「鹿部町空き家バンクについて」のみでした。空き家バンクの詳細を確認すると、仲介業者が出てきますので、そこのサイトで他の物件も探してみてはいかがでしょう。
【長万部町】 おしゃまんべ家さがしweb
長万部町内の売り家などのうち、登録の申し込みがあった物件を紹介しています。登録物件については外観の写真が載っています。
渡島地方について
渡島地方は新幹線で北海道に来た時に利用される地域です。歴史的建造物が多く、エリア内の全11市町に温泉(湯ノ川温泉や二股らぢうむ温泉など)があり、温泉地としても知られています。夏は涼しく、冬は雪が少なく、比較的温暖で、年間を通して過ごしやすい気候となっています。
コメント