襟裳岬の初日の出
今まで何度か初日の出を拝みに出かけてきましたが、襟裳岬の初日の出は最高でした。
目の前には雄壮な太平洋が広がり、屋外展望台から見る初日の出の眺めは、まさに絶景。強風と荒波に削り取られた岩々の先からのぼる日の出を風と自然を感じながら眺めることができます。
ただ、この町は風の町。冬の極寒に加えて風が強いので寒さ対策は念には念を入れて行かないと、せっかくの絶景をゆっくり楽しむことができません。
元旦には、冬季は休館中の「風の館」が臨時オープンし、屋内展望室からも日の出を眺めることができるそうです。こちらは私は利用したことはありません。有料となりますがホットドリンクのサービスもあるとか?
初日の出を逃した方も、日の出は毎日あります。一度はあの綺麗な日の出見る価値あります。
「風の館」
襟裳岬のすぐ隣にある施設で、景観を損ねないように地下に埋まったような形で建っています。風の渦の形(「カルマン渦」というそうです)をイメージして作られたということです。施設には展示ゾーンや体験ゾーン・風のシアターなどがあり、望遠鏡でリアルタイムのアザラシを見たり、強風体験ができたりします。展望台からは襟裳岬が一望できます。
開館時間
- 5月、6月、7月、8月
- :午前9時から午後6時まで(ただし、入館は午後5時30分まで)
- 3月、4月、9月、10月、11月
- 午前9時から午後5時まで(ただし、入館は午後4時30分まで)
- ※荒天時には臨時休館することもあります。
12月・1月・2月は休館となっています。(ただし、1月1日は「初日の出」のため、午前5時から午前8時までは開館しています。)
入館料
- 大人・大学生
- 個人300円/団体240円
- 小・中・高校生
- 個人200円/団体160円
- 幼児
- 個人無料/団体無料
- 年間パスポート
- 大人・大学生600円
- 小・中・高校生400円
- 幼児なし
- ※団体割引は15名以上
※障害者1~3級の方は、障害者手帳の提示で無料(ただし 付き添いの方は有料)
日高山脈襟裳十勝国立公園
ここ襟裳岬を含む「日高山脈襟裳十勝国立公園」は日本で最も広い国立公園で、総面積が252,177haあります。襟裳岬から広尾方面に続く海岸線が「日高山脈襟裳十勝国立公園」に含まれています。この海岸線の道(国道336号線)は別名「黄金道路」と言い、切り立った岸壁沿いに道路が続きます。トンネルと海岸の埋め立て、崖を削るなどの難工事のため、「まるで黄金を敷き詰められるほど、建設に莫大な費用が掛かった道路だ」として黄金道路と呼ばれるようになりました。トンネルと覆道が連続し、覆道の合間から覗く素晴らしい海岸線の眺めは、このルートの楽しみのひとつです。
※悪天候時には大雨による落石や高波の危険があるため、通行止めとなる場合があります。
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