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日本の世界遺産(文化遺産)候補「佐渡島の金山」

世界文化遺産目指す「佐渡島の金山」

2007年、新潟県と佐渡市は、「佐渡金銀山遺跡」の世界文化遺産の国内暫定一覧表入りを目指し、「金と銀の島、佐渡-鉱山とその文化-」として、文化庁に提案しました。

そして2010年、佐渡金銀山は、「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」としてユネスコの世界遺産暫定リストに記載されました。しかし、4年連続で落選。

2020年度に提出した推薦書原案は「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」としてきた名称を「佐渡島の金山」と変更し、内容も独自の価値を強調し、新潟県と佐渡市が推薦書原案(改訂版)を国へ提出しました。その結果、「北海道・北東北の縄文遺跡群」と競合して選ばれませんでしたが、次の有力候補になり得ると評価されました。

2021年、推薦書原案を国へ提出、国内推薦を目指すのは佐渡だけで選定が有力視されていました。しかし、韓国などが戦時中に朝鮮半島出身者らへの「強制労働」があったなどと反発しており、外務省を中心に慎重論が広がり、推薦を見送る方向で調整したものの、反発の声が大きく、2022年2月に世界文化遺産への推薦となりました。

2024年、登録の内定とはなりませんでしたが、4段階の評価のうち上から2番目の「情報照会」が勧告されました。

基本的に世界遺産としての価値は認められており、資産範囲の修正など追加の情報を求めているということです。

ちなみに、前年は「情報照会」と勧告された6件中6件が、その年の世界遺産委員会で世界文化遺産に登録されています。

登録基準

 登録基準(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
→<生産体制>
①徳川幕府による長期的・戦略的な鉱山経営
②民衆に育まれた鉱山由来の文化

登録基準(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
→<生産技術>
①機械化鉱山を上回る純度と世界最大級の生産量
②高い掘削・測量技術や精錬技術

構成資産

 ①西三川砂金山 ②相川鶴子金銀山 

追記

たくさんの困難を乗り越えてここまで来ました。たとえ登録されなくても価値ある場所であることは確かですが、ここまで頑張ってきた人たちの努力や思いを考えると、やはり世界遺産に登録されることを願わずにはいられません。