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沖縄の城の中でも最も古い「勝連城(かつれんじょう)」

勝連城(かつれんじょう 跡~沖縄の世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」(平成12年記載)

中城城と海を隔てて向かい合うように立つ勝連城は、海外貿易により勝連に繁栄をもたらした阿麻和利(あわまり)が居城したとして有名で、眺望のきく北から西、さらに南側は険阻な断崖を呈した地形を利用して築城されています。城壁の石はかなり持ち去られましたが、復元工事で姿を取り戻しつつあります。

勝連城の基本情報

開園時間
午前9時~午後6時
 
年中無休
 
入園料
無料
住所
〒904-2311 沖縄県うるま市勝連南風原3908
TEL: 0989787373 FAX :098-923-2179

勝連城の見どころ

沖縄には様々な神が存在し、勝連城は、これらの神が祀られている場所である「御嶽(うたき)」が多く存在する神聖な場所です。

一の曲輪

一の曲輪の城門は、周辺から出土した石材から、捲まき髭ひげ状の浮き彫りが施されたアーチ型の門であったと考えられています。一の曲輪には貴重品を保管する倉庫があったとされています。

玉ノミウジ御嶽

一の曲輪にあり、按司の守り神を祀った拝所で、大きな岩は勝連を守る霊石です。ここでは、村の繁栄が祈願されていました。

殿舎跡

首里城正殿のような柱の多い構造で、礎石のあるしっかりとした造りであったことが分かっています。勝連城の城郭内で、最も重要な建物であったと考えられています。

二の曲輪

城の中で最も重要で、今でいう役所のような役割をしていたようです。東西14.5m、南北17m規模の舎殿跡があり、覆土によって遺構を保存しています。

ウシヌジガマ 

二の曲輪にある洞穴で、ガマとは洞穴の事。天災や戦争のとき、ここに身を潜めて難を逃れていたようです。調査の結果このガマは外部への通り抜けはできず単なる洞穴と判りました。

ウミチムン(火の神)

二の曲輪にあり、城の台所であったと考えられています。

3の曲輪 城門

儀式などを執り行う広場として使われていました。二の曲輪の前庭部になっています。

肝高の御嶽 

三の曲輪にあり、城内へ登城するときの控場所でした。王国時代から続く「ウマチー」という年中行事の拝所です。

すり鉢状遺構

三の曲輪中央部で発見されました。「飲み水を溜めていた」とする説や、「儀式に使われていた」とする説など様々あり、未だ解明されていません。

マチダ・ナケージガー 

王国時代より神々と繋がる泉(カー)として、祈りの場であると考えられています。

ミートゥガー(井戸)

かつてこの泉が、男女の逢瀬の場であったという伝説から「縁結びの井戸」とされています。

ウタミシガー(井戸) 

旧正月の元旦に水量を見て、その年の作物の出来を占っていた井戸だと言われています。少ないと豊作でおおいと凶作だそうです。

南風原御門 

本来の正門とされています。

まとめ

勝連城は、約100mの丘陵上に建ち、最上部の曲輪からは太平洋が一望できます。見る角度によってはヨーロッパのお城のようにも見えると言います。沖縄で最も古いとされる勝連城。はるか昔を思いながらこの地を歩いてみたいと思いました。