ヘリテージ~受け継ぐべきもの

日本の宝を未来に遺すために今すべきこととは

アフィリエイト広告を利用しています

平城京について楽しみながら学ぶことができる「平城宮跡歴史公園」

 

平城京

710年に藤原京からこの地へ遷都され、784年長岡京へ移るまで日本の政治・経済・文化の中心として栄えました。唐の都長安をお手本に碁盤の目状に区画整理され、北に中枢を担う建物が立ち並んでいました。

平城宮跡(へいじょうきゅうせき)~世界遺産「古都奈良の文化財」

奈良時代の日本の首都、平城京の中枢部の遺跡で、国の特別史跡に指定されています。壮大な宮殿建築や庭園などが復元され、見学できるのが「平城宮跡」です。2018年カフェやレストランを備えた「平城宮跡歴史公園(朱雀門ひろば)」が開園し、どなたでも利用可能な空間となっています。

平城宮跡のみどころ

平城宮跡は散策自由です。敷地内にある各施設も入場料はかかりません。時間は9時~16時30分までで入場は16時までとなっています。休みは月曜日で月曜日が祝日の時は翌平日が休みとなります。
平城宮跡 大極殿
大極殿は平城京の最重要施設で、天皇の即位式などさまざまな国家的儀式が行われた場所です。745年第二次大極殿が造営されましたが、復元されているのは第一次大極殿のみです。2010年に復元された建物内の中央には天皇の玉座である髙御座が復元され、鴟尾の模型なども展示されています。建物は幅44m、奥行き20m、高さ27mと壮大なもので、扁額の「大極殿」の文字は奈良時代の「長屋王願経」奥書から文字を集めて組まれています。
大極殿は現在も復元整備が進められていて、今後数年かけて、南門・東西楼・築地回廊も復元されます。復元事業情報館では復元事業の各種資料が展示されているほか、CG映像を上映するシアターもあり、復元に関する詳細を知ることができます。
朱雀門
平城宮の南の入口にあたる「朱雀門」は、平城京の正門にあたり、平城京のメインストリートである朱雀大路が南へ延び、門前では外国使節の送迎などが行われたそうです。1998年に薬師寺東塔など、現存する天平建築を参考に復元されました。門の南側には「朱雀門ひろば」が広がり、各種イベントも行われています。
東院庭園
平城京の東の張り出し部分に造られた庭園で、皇族の儀式や宴会が行われる迎賓館のような施設でした。1967年に遺跡が発見され、2000年までに復元されました。
平城宮跡資料館
平城宮跡では半世紀以上前から奈良文化財研究所により発掘調査が進行していて、館内ではその研究成果をもとに、平城京をわかりやすく紹介しています。
遺構展示館
発掘調査で見つかった、奈良時代の役所の建物である遺構を、発掘当時のまま保存・展示している施設です。内裏や役所の建物の復元模型も観ることができます。

朱雀門ひろば

2018年3月にオープンした広大な歴史テーマパークです。平城京の魅力を余すことなく紹介しています。また、レストランやショップもあり、ますます魅力的な場所となっています。
天平みはらし館
展望デッキからは平城京跡が望めるほか、映像でも学ぶことができます。また、ジョギング・サイクリングステーションにもなっています。
9時~17時 月曜定休(祝日の場合は翌日)
平城宮いざない館
1300年前の平城宮の様子や平城宮跡の見どころなどを紹介してくれるガイダンス施設です。
10時~18時(6月~9月10時~18時30分)入館は閉館の30分前まで 2月・4月・7月・11月の第二月曜日がお休みです(祝日の場合は翌日)。
天平つどい館
インフォメーションセンター
9時30分~18時(無休)
天平みつき館
観光案内所とショップが併設されています。
9時30分~21時(案内書は~18時)
天平うまし館

レストラン・カフェ・イベントなど行うスペースもあり、遣唐使船の解説も行っています。

レストラン:11時~14時と17時~22時(ラストオーダーは21時)
カフェ:9時30分~22時
復原遣唐使船 乗船時間:9:30~18:00 
無休