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灯篭が凄い「春日大社」と「春日山原始林」~世界遺産「古都奈良の文化財」

春日大社

全国に約3,000社あるという春日大社の総本社。768年、平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建された神社です。 以来、皇室から庶民まで幅広く信仰され、2018年、創建1250年を迎えました。本社に朱塗りの社殿が立ち並ぶほか、さまざまなご利益をいただける神社が森の中に点在しています。1998年、古都奈良の文化財として春日大社と春日山原始林が世界遺産として登録されました。

 春日大社基本情報

開門時間
3月~10月 6:30~17:30
11月~2月 7:00~17:00
本殿前特別参拝 9:00~16:00
  • 3月8日頃~3月13日、12月20日~1月7日、成人の日は終日拝観できません。
  • 毎月1日、11日、21日及び節分の日、2月17日、3月14日、3月15日、春分の日、4月3日、5月第3金曜日、5月5日、5月10日、8月7日、8月15日、秋分の日、10月9日、11月3日、11月23日、12月17日の午前中は拝観できません。
    (祭典都合により時間が前後する場合があります)

上記以外に臨時の祭典等により拝観できないことがあります。

拝観料(税込)
本殿前特別参拝: 初穂料500円
駐車場
バス・乗用車合わせて100台駐車可能
開場時間は
3月~10月 7:30~17:00
11月~2月 7:30~16:00
◎駐車料金 バ ス 3000円 乗用車 1000円
  バス回送 1000円 バイク 300円

住所:奈良市春日野町160
お問合せ:TEL(0742)22-7788/FAX(0742)27-2114

春日大社 見どころ

中門・御廊(ちゅうもん・おろう)

中門は御本殿の直前に立つ高さ約10mの楼門で、中門正面の唐破風(からはふう)は明治時代に取り付けられました。御廊はその左右に延びる約13mの鳥が翼を広げたような細長い建物です。

藤浪之屋(ふじなみのや)

屋内の数多くの灯篭は2月の節分、8月14日・15日の年3回、浄火をともします。この春日万燈籠を再現しようと、江戸時代まで神職の詰所であった藤波之屋が開放されました。

本殿

春日造の4棟が横一列に並び、第一殿からそれぞれ武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)が祀られています。

萬葉植物園

約3万㎡の敷地に「万葉集」に詠まれている約300種の植物を栽培。園内の池には鯉が泳ぎ、4月下旬から5月上旬には20種200本の藤の花が咲きます。

開門時間
3月~11月 9:00~17:00(入園は16:30まで)
12月~2月 9:00~16:30(入園は16:00まで)
(諸行事により変更になる場合があります)
拝観料(税込)
大人 :500円/小人:250円
団体一般/400円
※大学生以下の団体料金設定はありません

国宝殿

春日大社は国宝352点、重要文化財971点を含む膨大な社宝を伝える文化財の宝庫です。国宝殿はそれらを時期別に展示するため、2016年にオープンしました。国宝殿1階には、カフェ・ショップ鹿音(KAON)が併設されていて、可愛いミュージアムグッズも販売しています。

開門時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)

拝観料(税込) 
一般:500円/大学生・高校生:300円/中学生・小学生:200円
団体一般/400円
※大学生以下の団体料金設定はありません

夫婦大国社

本社の南にあり、ご夫婦の大國様(大國主命と須勢理姫命)をお祀りしている御社で、夫婦円満・家内安全・縁結びの神様としても有名です。縁結びのご神徳を戴こうと、「ハート絵馬」を納める人も数多く見られます。開門時間は9:00~16:30です。

春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)

萬葉植物園の入り口前にある庭園喫茶です。名物は「万葉粥」で、具の内容は月替わりで万葉集にちなんだ野菜などが使われます。

春日山原始林

春日山は春日大社の神山として信仰の場であり、1000年以上も伐採が禁じられていたため、原始性を保ってきました。カシ、シイ類などの常緑広葉樹を主とした暖帯林を代表とし、温帯性、寒帯性の樹木も混生し800余種からなる多様な植物が育っています。また、モリアオガエル、ヒメハルゼミ、カスミサンショウウオなど珍しい動物が豊富に生息しています。都市近郊に接し原始性と特異な林相、学術的価値の高いことから、昭和30年に特別天然記念物に指定され、平成10年には世界遺産に登録されました。
※春日山原始林は、厳密な意味での原始林ではなく、或る程度人工の手が加えられてきた経緯があります。